料理がおいしくなる いりごま、すりごま、ねりごまの上手な選び方
目次
いりごまやすりごまの使い方は何となく分かるけど、ねりごまは、、、という方も多いのではないでしょうか。
実はお料理にちょい足しするだけで、グッとコクが増し、美味しく仕上がります。
今回はいりごま、すりごま、ねりごまの特長を活かした、料理別おすすめの使い方についてお伝えいたします。
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いりごま、すりごま、ねりごまの美味しさの秘密
ごまってどれを選んでも同じだと思っていませんか?
いりごまは焙煎方法や焙煎温度、すりごまはすり加減によって香りや風味、食感が変わります。ねりごまは皮むきの有無や焙煎温度、ねり加減により甘みやコク、香ばしさが変わります。
加工方法によりいりごま、すりごま、ねりごまとバリエーションが広がっていきます。それでは商品毎に特徴を見ていきましょう。
九鬼深煎りいりごま
鉄釜で香ばしい香りがでるよう深く焙煎したいりごまです。
深く焙煎することで、香りを強く引き出しました。一口お召し上がりいただければ、その風味の良さを実感していただけます。プチプチとはじけるような食感は料理のアクセントになります。
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九鬼深煎りすりごま
鉄釜で香ばしい香りがでるよう深く焙煎し、香りよくすり上げたすりごまです。
ご家庭でごまをする必要はなく、そのままご使用いただけます。
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九鬼二度焙煎すりごま
独自の特殊製法である二度の焙煎工程でじっくりと煎り上げました。
すり鉢ですったようなしっとり感と粒を残した半ずりタイプのすりごまです。
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九鬼純ねりごま
ごまをほどよく煎り、じっくりとねり上げた、なめらかなペースト状のねりごまです。
ねりごま白はごまの皮を当社独自の製法で取り去った、甘みとコクが際立つねりごまです。
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いりごま、すりごま、ねりごまのおすすめレシピ
ごまと一括りにせず、作る料理により商品を変えていくと料理のおいしさがランクアップします。
それではおすすめの料理とごま商品を紹介していきます。
いりごま
香ばしい香りとプチプチとした弾ける食感が特徴のいりごまは、シンプルなお料理と相性が良いです。
おにぎり
シンプルに塩で握ったおにぎりの周りに九鬼深煎りいりごま白をかけるだけ!
シンプルだからこそ素材の良さが試される究極のレシピです。
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すりごま
二度焙煎すりごまで食べる肉そば
ごまの香ばしい香りが口の中いっぱいに広がるすりごまは、しっかりした味付けのお料理と相性が良いです。
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ねりごま
濃厚なコクが特徴のねりごまはお料理にコクと深みを加えたいときにおすすめです。
簡単、まぜるだけ!ごまだれ
めんつゆ3に対してねりごま1を混ぜるだけで美味しくマイルドなごまだれができます。豚しゃぶサラダにはもちろん、そうめんなども◎
【POINT】
ねりごまを混ぜるときは、必ず器にねりごまを入れて少しずつ麺つゆを加えながら混ぜてください。
バニラアイスにたっぷりのねりごまをかけて!
バニラアイスにねりごまをかけるだけのシンプルレシピです。
コツはバニラアイスをやわらかくしてから、ねりごまを入れてマーブル状にすることです。ほどよくごまのソフトクリームのようになり、これが美味しいんです!
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白ごま・黒ごまの上手な使い方
▶ごまのプロが教える。黒ごまと白ごまの違い、選び方について でのご紹介したように白ごま、黒ごまの栄養価はほとんど変わりませんが、白ごまはナッツのような甘みと香ばしさが特徴で、黒ごまは特有の苦みと強い風味が特徴です。
白ごま
甘みとコクが特徴の白ごまは「塩味」と相性がよいです。
いつものお浸しに白ごまを和えるだけでごま和えになったり、味噌ラーメンにねりごま白を加えると濃厚なコクが加わった担々麺になります。
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黒ごま
黒ごま特有の香りと苦味は「甘み」との相性がよいです。ハニートーストの上に黒ごまをかけたり、バニラアイスにねりごま黒を混ぜるだけで甘さの中に黒ごまの苦みが加わり、ほどよいアクセントになります。
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おすすめの保存方法
よくお客様から、保存方法についてお問い合わせをいただきます。
みなさんは、いりごま、すりごま、ねりごまの保存はどうされていますか?
保存方法について
開封後の商品はしっかり封をして直射日光を避け、湿度の少ない常温の暗い場所に保存していただくようお願いしております。
また、ねりごまは冷蔵庫で保存しても良いでしょうか?とのお問い合わせもいただきます。冷蔵庫内で保存していただいても構いませんが、冷蔵庫に保存すると固化したり、分離した油分が凍って白濁したりすることがあります。
また、冷蔵庫から出した際の温度差による結露がカビの発生の原因になることがございますので、常温で日の当たらない涼しい場所での保存をおすすめします。
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ねりごまが分離したとき
当社のねりごまは添加物を使用せずに製造しておりますので、日にちが経過しますと、ごまの固形分と油分が分離し、油分が表面に浮いてきますが、品質に問題はありません。
分離した際は、瓶の場合、乾いたスプーンなどで底の方からゆっくりかき混ぜてください。硬くて混ぜにくい場合は蓋をしっかり閉めて、湯煎などで温めると混ぜやすくなります。(※火傷にご注意ください)スタンドパックの場合は、容器ごと揉み解してください。
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まとめ
今回は、「料理がおいしくなる いりごま、すりごま、ねりごまの上手な選び方」について、ピックアップしてみました。
みなさん、どれくらい、使い分けていますか?
意外と使い分けていなかったりしてるんじゃないでしょうか。
今回は、いりごま、すりごま、ねりごまのそれぞれの特徴と使い方をご紹介していますので、是非、参考にしていただき、普段のお食事に生かしてみてください。
ちょっとしたプラスいりごま、プラスすりごま、プラスねりごまで、いつもの料理が、より美味しくなると思います。
「白ごま」と「黒ごま」もそれぞれ用意いただき、味の違いを試していただくと、より食事を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
私の場合は、蕎麦やそうめんをいただく時に、数種類のつゆを用意します。
・つゆだけ
・つゆ+白ごま(すり)
・つゆ+黒ごま(すり)
・つゆ+ねりごま(後から追ラー油)
1つの蕎麦やそうめんで色々楽しめるので、意外に経済的かも!
さぁ、みなさんも今日から、レッツ、料理がおいしくなる・いりごま、すりごま、ねりごまの上手な選び方ライフ!
「ごまのこと」編集部