もっと、“ねりごま“を楽しんでみませんか。
ごまと聞くと、まず思い浮かべるのは、いりごまやすりごまかもしれません。
しかし、ごまの深い味わいやコクをさらに楽しみたいなら、「ねりごま」がおすすめです。
今回は、滑らかで濃厚な質感が特徴で、料理に一味違ったアクセントを加える「ねりごま」の魅力についてご紹介します。
目次
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ねりごまとは
ねりごまとは、焙煎したごまをじっくりと練り上げて作られる、滑らかなペースト状のごまです。ごま特有の芳醇な香りと濃厚な風味があり、その滑らかなテクスチャーが特徴です。少量加えるだけで料理に深いコクと豊かな風味を与え、普段のお食事はもちろん、スイーツやドリンクなど幅広いメニューに活用されています。
ねりごまを使い分けることで、料理の幅が広がり、それぞれの個性を生かした一品を楽しむことができます。
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ねりごまの選び方
ねりごまは、白ごま、黒ごまがあり、それぞれに異なる風味があるため、用途や好みに合わせて選ぶことが重要です。
◎白ごまのねりごま
白ごまのねりごまは、なめらかでクリーミーな食感と、マイルドでほんのり甘い風味が特徴で、特にごまだれやドレッシングに最適です。
また、スイーツやドリンクに加えると、豊かなコクとクリーミーさをプラスでき、その自然な甘さが引き立ちます。
◎黒ごまのねりごま
黒ごまのねりごまは、濃厚で香ばしい風味が特徴です。
白ごまと比べて風味が強く、やや苦味を感じることもあります。香ばしい香りと深い味わいが、料理やデザートにごまのアクセントを加えます。
餡やタレに加えると、その独特な香ばしさが料理に深みを与えます。また、和菓子やパンに練り込むことで、風味豊かな仕上がりになります。
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ねりごまの保存方法
ねりごまは冷蔵庫で保存しても良いでしょうか?とお問い合わせをいただくことがございますが、冷蔵庫に保存すると固化してしまう場合がございます。
また、冷蔵庫から出した際の温度差による結露がカビの発生の原因になることがございますので、常温で日の当たらない涼しい場所での保存をおすすめします。
当社のねりごまは、ごま100%で製造しておりますので、日にちが経過しますと、ごまの固形分と油分が分離し、油分が表面に浮いてきますが、品質に問題はありません。
分離した際は、瓶の場合、乾いたスプーンなどで底の方からゆっくりかき混ぜてください。硬くて混ぜにくい場合は蓋をしっかり閉めて、湯煎などで温めると混ぜやすくなります。(※火傷にご注意ください)スタンドパックの場合は、容器ごと揉み解してください。
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ねりごま活用レシピ
ねりごまを使ったおすすめレシピをご紹介します。
手軽に作れて風味豊かな一品、ぜひ今日のお食事に取り入れてみませんか?
ねりごま白レシピ
さつまいもとかぼちゃのグラタン
ホワイトソースを使わずにねりごまと生クリームを合わせコクのあるソースにしました。重ねて焼くだけの簡単に作れるグラタンです。
こちらのレシピはこちらから確認できます。→
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豚バラときのこの濃厚ごまクリームパスタ
クリームソースにねりごまをたっぷり入れることでコクが増します。
キノコの風味とごまの香りが癖になる美味しさです。
こちらのレシピはこちらから確認できます。→
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ねりごま黒レシピ
黒ごまのミルクプリン
簡単おいしい黒ごま風味のミルクプリンです。とろける食感がクセになります。
こちらのレシピはこちらから確認できます。→
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まとめ
今回は「ねりごま」についてご紹介しました。
私にとって「ねりごま」は、調味料界の名バイプレイヤーです。
一見、控えめな存在ですが、
実はそのひとさじで料理の印象を大きく変える力を持っています。
例えば、スープにちょっと加えるだけで、
コクが増し、まろやかさがプラスされます。
炒め物でも、その濃厚な風味が食材を引き立て、
奥深い味わいに変えてくれるのです。
しかも、「ねりごま」は使いやすく、
さまざまな調味料とも絶妙なハーモニーを生み出します。
マヨネーズ、ポン酢、醤油、お酢……どれと合わせても相性が良く、
決して主張しすぎません。
まるで料理の裏方に徹しつつ、
存在感を忘れさせない名バイプレイヤーです。
冒頭でもお伝えしたように、
「ごま」と聞くと、まず思い浮かぶのは、いりごまやすりごまかもしれません。
もちろん、これらも日常の料理に欠かせないアイテムですが、
是非、ご家庭にひとつ常備してください。料理のレパートリーが一気に広がります。
私自身、しゃぶしゃぶをいただくときには、決まってごまだれを選びます。
あの濃厚で香ばしい味わいは、他に代えがたい特別な存在です。
小さなパッケージに秘められた、大きな可能性をぜひご堪能ください。
さぁ、みなさんも今日から、ねりごま活用ライフ!
「ごまのこと」編集部