08 最新設備の導入
価値ある商品づくりを支える最新技術
さらなる設備投資
国民の食への意識が高まり、ごまは健康によいというイメージも広がり、売上を順調に伸ばした。そこで、さらなる生産を確保するよう設備投資を行っていった。
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2000年以降の主な施設・設備導入
2002 年 | フィルタリングプラント新設(濾過設備と静置・保存⽤タンクの導⼊) |
2004 年 | ごま油充填⼯場に⽃⽸ライン設置 |
2006 年 | ごま油充填⼯場に⼩瓶およびペットボトルライン増設 |
2008 年 | 原料倉庫新設(最⼤ 1200 tのごま原料⾃社保管が可能に) |
イノベーションセンター・ポートサイドオフィス開設 |
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九⻤ロジスティックセンター運⽤開始 |
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2011 年 | ボトリングプラント新設(⾼速充填機により⽇産 5 万本の国内最⾼レベルの⽣産を実現) |
2012 年 | ゼロコンライン新設 |
ボトリングプラントにペットボトル充填ライン(ペットフィルライン)、特殊形状品に対応するマルチフィルラインを導⼊ | |
2016 年 | オートパッキングプラント(通称:APP)新設 |
2017 年 | Kuki Medicinal Lab.(医薬品製造工場)新設 |
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Column
新工場 オートパッキングプラント(APP)稼働
⼀般家庭⽤の⾷品ごま(いりごま・すりごま)の需要が年々伸びており、増産体制の確⽴が急務となります。特に製品の梱包作業を⼿作業で⾏っており、作業効率が⾮常に悪い状況でした。そこで⾷品⼩袋製品の需要拡⼤に対応するため、業界初のロボットを導⼊した最新の梱包⼯場を建設開始。家庭⽤のみならず、業務⽤・加⼯⽤製品(1kg・15kg)も対象とすることで⽣産能⼒の向上を図ります。
2016 年(平成 28)5 ⽉、度重なる試⾏錯誤を経て、ついに稼働に⾄ります。名称は社内募集により Auto Packing Plant(通称:APP)と命名。⾷品ごまのさらなる売上増に期待がかかります。
Column
医薬品事業
ごまは健康に良い素材であり、九鬼産業はそのごまを提供し続けてきました。それでも、より一層お客様の健康に寄与したいという思いが募るばかりです。その時出会ったのが生薬でした。医薬的な立場からも人々を健康にできるのではないかと考え、医薬品事業を2015年から開始。2017年には医薬品製造工場であるKuki Medicinal Labを竣工。翌年には医薬製造業の許可を取得し、三年後の2021年には医薬品製造販売業の許可も取得しました。ごま以外の新たな商材でも、皆様の健康を支えていきたいと考えております。