ごあいさつ

日々生活を営む私たちは、誰もが自分自身や家族、大切な子どもたちの口に直接入る食べ物について強く関心を持つようになり、もっとも身近で大切な問題として「食」は今、注目されています。そのような状況において、当社が取り組んでいることや志すことをお伝えしようと思います。

代表取締役社長 田中啓之

食品安全の国際規格FSSC22000を認証取得しました。

食品の安全・安心について消費者の関心がますます高まるなか、当社ではさらなる安全性を追求するため2013年3月、FSSC22000の認証を取得しました。FSSC22000とは安全な食品の供給を保証するためにつくられた国際規格です。また、現状に満足することなく更なる飛躍のためISO22301の認証を取得しました。
安全面においても業界のリーディングカンパニーであるために。「食」を扱う九鬼産業の使命として、今後も現状に満足することなくさらなる食品の安全・安心を目指して継続的な改善、仕組みのレベルアップを図っていきたいと思います。

原材料産地および残留農薬検査情報をホームページで検索できるシステムを公開しています。

当社のごま製品について原材料産地や検査情報をホームページで検索できるシステムを2008年11月に立ち上げました。製品パッケージに明記してある賞味期限を入力いただけば、簡単にチェックしていただけます。現在国内で消費されるごま原料は、99%以上を輸入に頼っています。海外でのごま栽培は農薬を使わずに栽培するのが一般的ですが、周辺の畑からの飛散などが原因でまれに農薬が検出されることがあるため、残留性の高い農薬や、豊富な経験と実績をもとにした品目について残留農薬検査を自社で行っています。また、当社では細菌検査も含めた各種検査体制を整え、自信を持って商品の提供をさせていただいております。

日本の農業のあり方を見つめて、農業生産法人九鬼ファーム(株)を立ち上げました。

真摯に「食」に向き合えば向き合うほど、私たちは日本の自給率低下や食品の安全性の問題に、思いが深まってきました。当社は以前より、ごま製品の製造過程で生じる搾油後のごまの粕やごまの皮などを用いて有機肥料をつくり、それを活用した農産物づくりをしてきましたが、この取り組みを発端に本格的な農業への参入を志し、農業生産法人九鬼ファーム(株)を立ち上げました。最近では野菜の試験栽培を行うなど、微力ながら「食」の安全性を高め、雇用の場を増やす社会貢献につながることをめざします。

ごまを育てて、人を育てる。当社の新人社員教育は「ごま栽培」です。

前項でもふれましたように、当社では社員によるごま栽培を行っています。なかでも新入社員は入社後半年に渡り、当社農場にてごま栽培に取り組みます。新入社員はこの研修で農業の大変さやごま一粒の大切さを学び、ごまと共に成長できます。この研修はさらなる良いごま製品づくりにつながっていくことと期待しています。 企業は「ひと」があってこそ存在します。社員はもとより、その家族の幸せや健康を気づかい、「こころ」の交流ができるよう努力しています。

’つかう’だけでなく’つくる’企業へ。 太陽光発電パネルを設置しました。

当社はごまの栽培を通して自然の大切さを学び、未来の地球環境のため太陽光発電パネルを設置しました。工場の屋上スペースを活用し太陽光発電パネルを一面に設置し、毎時91.7kwのクリーンエネルギーを発電しています。また、紀州林業場に水力発電機を設置しました。当社はエネルギーを使うだけでなく‘つくる’企業として環境への新しい取組みを進めていきます。

九鬼産業を支えてくださる皆様に感謝。外部コミュニケーションを大切にしています。

九鬼産業を支えていただいている皆様に感謝し、親睦会などを開いて交流を図っています。「ひと」と「ひと」、「こころ」と「こころ」の交流があるから、良い製品が生まれると信じています。九鬼産業のミッションステイトメント “こころ、ひと粒一粒。”ここには、私たちの志すものや夢が凝縮されています。今度ともご協力ご指導くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

世界に向けて

IT技術の普及と共に世界各国がグローバル化している現在、食品業界では食品安全の国際基準(ISO等)がこれまで以上に重要になってくるでしょう。当社ではISO22000やFSSC22000の認証を取得し、品質管理においても万全の体制をしております。安全・安心な’食’をつくるために、この130年で得た知識・経験を世界に広めていく所存です。